新型コロナウィルスが未だに猛威を振るう中、延期されてきたモータースポーツイベントが開催され始めたとはいえ、まだまだ無観客レースや5000人の入場制限を強いられている。
そんな2020年シーズンだが、ステイホームで何かできないかと立ち上がったイベントが『プラモサーキット@鈴鹿市役所』。
主催のNPO法人、鈴鹿モータースポーツ友の会が「ステイホームでモータースポーツ」を合言葉に鈴鹿市役所の1階ロビーに常設されているモータースポーツ振興コーナーに期間限定でファンなどからモータースポーツマシンのプラモデル作品を募集し、サーキットのコースを模したディスプレイ台に展示するというもの。
第一期は10月5日(月)から10月30日(金)、第二期は11月2日(月)から11月下旬を予定しておりすでに募集を開始。 募集は第一期、第二期とも1/24スケールのGTカー・ツーリングカー部門、1/20から1/24スケールのフォーミュラカー部門に分かれており、それぞれ8台ずつ。
第一期は9月23日(水)、第二期は10月20日(火)でそれぞれ主催者窓口必着で締め切られる。
これに先駆け、9月7日(月)からは有志によるプレ展示が行われる。展示設営はすでに済んでおり、GTカー・ツーリングカー部門、フォーミュラカー部門のそれぞれ6台 素晴らしい仕上がり計12台が集まりました。
出品者には地元鈴鹿市在住のレーシングドライバーや三重県四日市市在住の元レーシングドライバーで現鈴鹿サーキットのマーシャルカードライバー、愛知県在住のモータースポーツフォトグラファーが含まれているところが面白い。
レース関係者だけに、関係者にしか見えない部分も再現されているかもしれない。
このプレ展示は10月2日(金)まで開催され、翌週の10月5日(月)はいよいよ一般募集作品の本展示が始まる。
プレ展示の出品作品
【フォーミュラカー部門】6台
1987 ウイリアムズ・ホンダFW11B(F1)
1987 フェラーリF187(F1) 写真2
1988 マクラーレンMP4/4ホンダ(F1)
1991 ベネトンB190フォード(F1)
1991 ティレル020ホンダ(F1)
2017 フェラーリSF70H(F1)
【GT/ツーリングカー部門】6台
1982 スカイライン(スーパーシルエット)
1988 ザウバー・メルセデスC9(グループC)
1989 フロムエー・ポルシェ962C(グループC))
1992 カストロールRB ニッサンGT-R(スーパー耐久)
1995 ニッサン R33 GT-R LMGT-1(ルマン24時間)
1995 タイサン・スターカード・ポルシェ911 GT2(全日本GT選手権)
なお、我こそはと作品の展示を希望するモデラ-さんは以下の鈴鹿モータースポーツ友の会の窓口に問い合わせてほしい。
NPO法人 鈴鹿モータースポーツ友の会
TEL 080-4537-2005(担当:中野)
e-mail smsa@mecha.ne.jp
http://www.suzuka-msa.jp
鈴鹿市役所
住所:〒513-8701 三重県鈴鹿市神戸一丁目18-18
開館時間:8時30分~17時15分
休館日:土曜日、日曜日と祝日
(Written by Masateru Akiyama)